東京のカーラッピングコラム

カーラッピングは自分でもできる?DIYする場合の流れについて紹介

手先の器用な方の中には、自分でカーラッピングにチャレンジしてみたいと思っている人もいるでしょう。カーラッピングにDIYでチャレンジしている人もいますが、その場合にはきれいに仕上げるために注意したいポイントがいくつかあるので、以下にまとめました。

1.ラッピングをする前に

カーラッピングをいきなり始めるのではなく、下準備が必要です。どれだけフィルムが必要か、寸法を測る必要がありますし、ボディの清掃もしなければなりません。

1-1.サイズを測ろう

ラッピングをする範囲がどのくらいになるのか、貼り付けたい部分の寸法を測っておきましょう。パーツの測定をして、メモしておきましょう。各箇所を測定することで、どのくらいフィルムが必要かもはっきりします。不足すると仕上がりが悪くなるので、少し余裕をもってフィルムを購入するといいでしょう。余ったら、その部分をカットすればいいからです。

1-2.洗車をしよう

ラッピングをする前に必ずやっておきたいのが、洗車です。もしボディの表面に誇りやチリなどのゴミが付着していたり、油が残っていたりするとフィルムを貼り付けたときその部分が出っ張ってしまいます。

凸凹になって、滑らかな質感を出せなくなります。また汚れの部分の接着が不十分なので、後日その部分から剥がれを起こす可能性も出てくるのです。そこで汚れをきれいに洗い流しておきましょう。

油汚れがなかなか取れないようであれば、シリコンオフの脱脂剤がカー用品店で販売されています。こちらできれいにしておきましょう。もし手元に脱脂剤がなければ、中性洗剤で洗浄してもいいでしょう。

1-3.切り出し

パーツに貼り付けるために、その大きさや形状に合わせてフィルムをカットします。この時、少し大きめにカットしたほうがいいでしょう。後で詳しく見ますが、フィルムを固着させるために熱する工程があります。この時フィルムを引っ張りながら作業を行うのでギリギリのサイズにするとやけどする恐れがあるからです。

2.フィルムを貼り付ける

下準備ができたところで、実際に車のボディにフィルムを貼り付ける工程に移行します。こちらもただボディにフィルムを貼り付ければ完成という単純なものではないので、流れをしっかり把握しましょう。

2-1.貼り付け

ボディに切り出したフィルムを貼り付けていきます。この時注意したいのは、フィルムとボディの間に空気が入らないようにすることです。スキージーという空気を押し出す器具があるのですが、こちらを使いながら貼り付けると仕上がりもきれいです。もし空気が入ってしまったら、針で穴をあけて空気を抜くといいでしょう。

2-2.加熱する

加熱するとフィルムが柔らかくなって伸びます。伸ばしてさらに貼り付けることで、しっかりボディにフィットします。加熱する際にはヒートガンを使うといいでしょう。ヒートガンは300度くらいに加熱できますが、やりすぎると問題が発生します。伸び始めたと思ったところでヒートガンは離しましょう。

2-3.不要部分をカットする

フィルムを伸ばして貼り付けると、余分なところが出てくるはずです。この部分はカッターなどを使って切り離すことで、最終的な仕上げを進めましょう。このとき1cmくらい余白を作ってカットするのがポイントです。ギリギリのところでカットしてしまうと、剥がれやすくなってしまうからです。

3.カーラッピングをDIYするデメリット

カーラッピングをDIYにすれば、コストも原材料費だけになってお得です。しかし素人が行うとどうしても仕上がりの面で問題が出やすいため、注意しましょう。

3-1.仕上がりに納得できない場合も

自分でフィルムを貼り付ける場合、きれいに均一にできない可能性があります。髪の毛一本でもボディに付着しているだけで、そこが凸凹してしまうのです。とくに継ぎ目の部分の処理には高い技術力が要求されます。

3-2.人数が必要

たとえば加熱してフィルムを伸ばして微調整する工程は、一人ではなかなかできません。およそ2~3人は必要になるため、家族や友人に頼んで一緒に作業をしなければなりません。ある程度の人材を確保しなければならないので、実際問題としてなかなか難しい場合もあるでしょう。

3-3.器具が必要

自分でラッピングをする場合、器具をいくつか用意しなければなりません。空気を押し出すスキージーや加熱するためのヒートガンなどが手元になければ、カー用品店などで取り揃えなければなりません。

4.まとめ

DIYで行えば、たしかにコストはかなり圧縮できるかもしれません。しかし手間暇がかかりますし、時間をかけて制作しても納得のいく仕上がりになるかどうか、保証はできません。東京にはカーラッピングを請け負っている業者はたくさんあります。お金は多少かかりますが、プロが施工してくれるのできれいな仕上がりが期待できます。

仕上がりにこだわりたい、自分でやるにも仕事などでスケジュールが確保できないというのであれば、業者への依頼がおすすめです。

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